
結婚相談所は年収300万円だと相手にされない?成婚を掴む5つの戦略
真剣に結婚を考え、結婚相談所の利用を検討しているものの、ご自身の年収に引け目を感じて一歩を踏み出せないでいる男性は少なくありません。
しかし、結論から言えば、年収300万円台でも結婚相談所で結婚することは十分に可能です。
正しい知識と戦略を持って臨むことが不可欠です。
本記事では、年収300万円台の男性が結婚相談所で直面する厳しい現実から、その逆境を乗り越えて成婚を掴むための具体的な5つの戦略、さらには後悔しない相談所の選び方まで徹底的に解説します。
年収300万円台だと結婚相談所で結婚できない?相手にされない?直面する2つの厳しい現実
年収300万円台の男性が結婚相談所で直面する現実として、「すぐに結婚する」ということは決して楽な道のりではありません。
しかし、なぜ厳しいのかを知ることで、効果的な対策を立てることができます。
高年収男性と比較される「お見合い市場」のリアル
結婚相談所に登録している多くの女性は年収を重要視し、一つの判断基準としています。
実際に、大手結婚相談所連盟である日本結婚相談所連盟(IBJ)所に登録している男性は、年収400-700万円が53%と半分以上を占めており、IBJが公表した「成婚白書~2024年度版~」によると、男性の年収ごとの成婚率のボリュームゾーンは「700~1,000万円」でした。
結婚相談所に登録している男性の多くは、これまで結婚につながるような出会いの機会はなかったが、年収の基準が高く、貯蓄や資産を持っていることが多いため、年収300万円だと最初のプロフィールの時点で女性から相手にされない、ということも決して珍しくありません。
活動費用が負担になるケースも
結婚相談所での活動には、決して安くない費用がかかります。
一般的に、入会時にかかる初期費用が「10~20万円」、毎月の月会費が「1~2万円」、そして成婚時に支払う成婚料が「20~30万円」程度が相場です。
項目 | 料金(税込) |
---|---|
初期費用 | 100,000〜200,000円 |
月会費 | 10,000〜20,000円 |
成婚料 | 200,000〜300,000円 |
年収300万円の場合、月々の手取りは約20万円前後。
そこから月会費を支払い、さらにお見合い時のお茶代(一般的に男性が負担)やデート代を捻出するのは、決して楽なことではありません。
経済的な負担から活動が長引くと、精神的にも焦りが生まれ、悪循環に陥ってしまう可能性があります。
活動を始める前に、無理のない資金計画を立てておくことが極めて重要になります。
諦める必要なし!年収300万円でも結婚相談所で結婚できる5つの戦略
厳しい現実をお伝えしましたが、絶望する必要は全くありません。
むしろ、ここからが本題です。
年収というハンデを乗り越え、理想のお相手と結ばれるための具体的な戦略を5つご紹介します。
プロフィールで年収以外の魅力を最大限に伝える
年収が他のライバルに劣るなら、それ以外の部分で勝負するしかありません。
プロフィールは、あなたという人間をアピールするための最も重要なツールです。
年収の項目だけを見て「対象外」と判断させないために、自己PR文で魅力を最大限に伝えましょう。
具体的には、以下の要素を盛り込むのが効果的です。
「一つの会社に長く勤めている」「コツコツと貯金をしている」など、堅実な人柄をアピールしましょう。
具体的な趣味や特技
「週末は料理を楽しんでいます(得意料理は〇〇です)」「DIYで簡単な家具を作れます」など、家庭的な一面を見せましょう。
将来性や仕事への姿勢
「現在は〇〇の資格取得に向けて勉強中です」「今の仕事に誇りを持って取り組んでいます」など、前向きな姿勢を伝えましょう。
「現在の会社で役職をあげるべく、休日もビジネス本を読んだり自己研鑽に励んでいます」など年収を上げる努力していることも書いてあるとさらにポイントが高いです。
結婚後のビジョン
「休日は二人で散歩したり、家で映画を観たり、穏やかな家庭を築きたいです」など、女性があなたとの結婚生活をイメージできるような言葉を入れましょう。
年収は数字でしかありませんが、あなたの人柄や価値観は文章でしか伝わりません。
カウンセラーと相談しながら、最高のプロフィールを作り上げましょう。
「共働き希望」「家事・育児に協力的」を明確にアピールする
現代において、女性の働き方は多様化しており、結婚後も仕事を続けたいと考える女性は非常に多いです。
この価値観の変化は、年収300万円台の男性にとって大きな追い風となります。
プロフィールに「共働きを希望します」や「家事や育児は二人で協力していきたいです」と明確に記載することで、高年収の専業主婦希望の男性よりも、むしろ魅力的に映るケースがあります。
家事や育児への参加意欲が高いことは、年収の数字以上に価値のある強力なアピールポイントになることを覚えておきましょう。
外見が重要!清潔感を徹底し、好印象を与える
プロフィール写真やお見合いでの第一印象は、婚活の成否を大きく左右します。
特に、年収などのスペックで不利な立場にある場合、外見で好印象を与えることの重要性は計り知れません。
ここで言う「外見」とは、顔の造形のことではありません。
最も重要なのは「清潔感」です。
清潔感は、日々の心がけ次第で誰でも手に入れることができます。
定期的に美容室へ行き、整える。寝癖は厳禁。
眉毛
ボサボサなら少し整えるだけで印象が激変する。
肌
スキンケアを心がけ、ニキビや乾燥を防ぐ。
服装
シワや汚れのない服を選ぶ。サイズ感の合ったシンプルな服装が好印象。
爪
短く切り、清潔に保つ。
匂い
口臭や体臭ケアを徹底する。
これらを徹底するだけで、「自己管理ができる、きちんとした人」という印象を与え、女性からの好感度は格段にアップします。
自分に似合う服装が分からない場合は、カウンセラーに相談したり、買い物に同行してもらったりするのも有効です。
受け身はNG!積極的に申し込み、出会いの数を増やす
年収300万円台の場合、女性から申し込みが殺到するという状況は考えにくいのが現実です。
待っているだけでは、時間だけが過ぎていってしまいます。
したがって、自分から積極的に気になるお相手にお見合いを申し込む姿勢が何よりも重要です。
申し込み数を増やすことで、あなたのプロフィールを見てくれる女性の絶対数が増えます。
その中には、年収よりもあなたの内面や価値観に共感してくれる人が必ずいるはずです。

活動の初期段階では、少しでも「いいな」と思ったら臆せずに申し込むことを心がけましょう。
カウンセラーに客観的なアドバイスをもらう
結婚相談所を利用する最大のメリットの一つが、婚活のプロであるカウンセラーの存在です。
自分一人で活動していると、どうしても主観的になりがちで、なぜうまくいかないのか分からなくなってしまうことがあります。
そんな時、カウンセラーに相談することでプロフィール文やコミュニケーション方法の改善、自分に合うパートナー像の修正を一緒に行うことができます。
このように、カウンセラーから客観的なアドバイスをもらうことで、自分では気づけなかった改善点や新たな可能性が見えてきます。
年収にコンプレックスがあるからこそ、プロの力を最大限に活用し、戦略的に活動を進めることが成婚への近道です。
年収300万円台の男性向け!後悔しない結婚相談所の選び方
戦略が固まったら、次は活動の舞台となる結婚相談所選びです。
どこで活動するかによって、結果は大きく変わってきます。
年収300万円台の男性が後悔しないための3つのチェックポイントをご紹介します。
料金体系は細かくチェック
前述の通り、活動費用は大きな負担になり得ます。
入会前に、料金体系を隅々まで確認することが重要です。
初期費用、月会費、成婚料を合計した総額を把握しましょう。
追加料金・オプション料金
お見合い料が毎回かかるのか、カウンセラーとの面談に追加料金は発生するのかなど、基本料金以外にかかる費用を確認します。
支払い方法
月々の支払いが無理のない範囲か、ボーナス払いなどの選択肢はあるかを確認しましょう。
複数の結婚相談所の無料カウンセリングに参加し、料金とサービス内容を比較検討することをおすすめします。
会員層や男女比を確認する
自分に合った相談所かを見極めるために、どのような会員が活動しているのかを知ることも大切です。
自分と同じくらいの年収層の男性がどのくらい活動していて、実際に成婚しているのかを確認しましょう
女性会員の希望
女性会員が男性に求める条件(年齢、年収、共働き希望の割合など)を教えてもらうことで、ミスマッチを防げます。
これらの情報は、無料カウンセリングで正直に質問すれば教えてくれるはずです。
自分と同じような境遇の男性の成婚実績が豊富な相談所は、あなたにとっても活動しやすい環境である可能性が高いです。
成婚実績を確認する
「成婚率〇〇%!」という数字だけに惑わされてはいけません。
チェックすべきは、その「中身」です。
結婚相談所によって「成婚」の定義は異なります。「婚約=成婚」とする所もあれば、「真剣交際(結婚を前提としたお付き合い)の開始=成婚」とするところもあります。
後者の場合、結婚まで至らずに退会するケースもあるため注意が必要です。
実績データの根拠
公表されている成婚実績が、いつの、どのようなデータに基づいているのかを確認しましょう。
信頼できる相談所は、これらの情報について誠実に回答してくれます。
しっかりと見極めて、安心して活動できる相談所を選びましょう。
年収300万円台の男性におすすめの結婚相談所
ここでは、数ある結婚相談所の中から、特に年収300万円台の男性でも活動しやすく、実績のある大手相談所を2社ご紹介します。
1パートナーエージェント銀座店

引用: https://www.p-a.jp/
データマッチングだけでなく、コンシェルジュがあなたの価値観や人柄を理解した上で、相性の良いお相手を紹介してくれます。
年収に自信がなくても、人柄や内面をしっかりと見てくれるお相手と出会いたい、プロのサポートを受けながら戦略的に活動したいという方に特におすすめです。
・会員のうち、年収が低い傾向のある20代が最も高い成婚率
・店舗型の結婚相談所の中では比較的リーズナブル
パートナーエージェントの人気プラン
スタンダードコース | |
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入会時合計支払い費用 | 110,000円(税込) |
月会費 | 20,900円(税込) |
休会制度 | 有 |
休会費用(月額) | 税込で月額1,000円 |
成婚料 | 77,000円(税込) |
パートナーエージェントの基本情報
会員数(加入連盟含む) | 11,073名 |
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男女比 | 45:55 |
年齢層 | 25~49歳 |
成婚実績 | 31,936名 |
コンシェルジュが変更可能か | 変更可能 |
相談所のタイプ | 仲人紹介型 |
住所 | 東京都千代田区有楽町2丁目5−1有楽町センタービル 14階 |
営業時間 | 平日(火曜日以外):11:00~20:00 土・日・祝:10:00~19:00 |

何度も面談できることがメリットだったと思います。
お世話になりました。


時間はかかりましたが、長い期間いろいろと助けていただきながら無事にお相手と出会えることができてよかったと思ってます。
ありがとうございました。
2フィオーレFIORE新宿店

引用: https://www.total-marriage.com/
自分から積極的に動くだけでなく、プロからの紹介やAIによる推薦も活用して、出会いのチャンスを最大化したいという方に向いています。
・活動分析レポートで定期的に振り返り
・「お気に入り」機能による効率的なマッチング
・オンラインセミナーを無料で受講可能
FIORE(フィオーレ)の人気プラン
フィオーレコース | |
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入会時合計支払い費用 | 310,200円(税込) |
入会時合計支払い費用(割引後価格) | 293,700円(税込) |
月会費 | 5,500円(税込) |
休会制度 | 有 |
休会費用(月額) | 無料 |
成婚料 | 無料 |
FIORE(フィオーレ)の基本情報
会員数(加入連盟含む) | 87,460名 |
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男女比 | 51:49 |
年齢層 | 20~39歳 |
成婚実績 | 7,763名 |
コンシェルジュが変更可能か | 変更可能 |
相談所のタイプ | ハイブリッド型 |
住所 | 東京都渋谷区代々木2-11-17 ラウンドクロス新宿7F |
営業時間 | 月・木・金11:00~20:00 土日祝10:00~19:00 |
FIORE(フィオーレ)の口コミ

担当さんには困った時など相談に乗っていただき、感謝しかないです。
はじめは結婚相談所は最終手段のように思っていて、不安もありました。
いざはじめてみると活動が楽しくて担当さんとのお話も楽しく期間は長くなりましたが有意義な時間でした。
結婚願望があり身元がしっかりしている方と出会いたい方、結婚相談所はオススメです!

また、スタッフさんとお話することで自分の頭の中の整理もすることが出来ました。
そのおかげもあって、良いご縁に巡り会うことができたので感謝の気持ちでいっぱいです。
頑張って1歩踏み出して良かったなと思っています。

やや諸費用はかかりますがボーナス時期にはキャンペーンをやっており入会費が安くなったりとタイミングを見て入会するするのが良いと思います。
年収300万円台で結婚相談所が気になる人によくある質問
最後に、年収300万円台の男性が抱きがちな疑問についてお答えします。
地方で年収300万円は結婚できますか?
地方、都心に関わらず、年収300万円でも結婚は可能です。
ただし、将来的な老後や子供のことを考えると、共働きが前提になります。
そのため、結婚を考える相手は共働きを希望しているかどうか、事前にすり合わせ、見極めを行うことが大切になります。
また、結婚相談所においては、地方の方が都市部よりも有利に働く可能性があります。
理由として、地方は都市部に比べて生活コスト(特に家賃)が低いため、年収300万円台でも安定した生活を送りやすいことが挙げられます。

地域によっては男性の平均年収自体が都市部より低い場合もあり、年齢によっては年収300万円が決して低いと見なされないケースも少なくありません。
年収300万円って低いですか?
全体の中では低い水準ですが、年齢によっては平均的とも言えます。
国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者全体の平均給与は458万円です。
これと比較すると、300万円は低い水準と言えます。
しかし、年齢別に見ると、20代男性の平均年収は300万円台~400万円台前半です。
もしあなたが20代であれば、平均と大きくかけ離れているわけではありません。
将来的な昇給の可能性や、堅実な金銭感覚をアピールすることで、十分にカバーできます。
結婚相談所の年収の最低ラインはいくらですか?
多くの相談所では明確な年収の金額ラインを設けておらず、「安定した収入があること」を入会資格としています。
具体的な金額を定めている相談所は少なく、「定職に就いている20歳以上の独身男女」といった条件が一般的です。
したがって、正社員として働いており、年収300万円台であれば、入会を断られることはほとんどありません。
ただし、一部のハイクラス向け相談所では、入会資格に年収制限を設けている場合があります。
入会を検討する際は、各相談所の公式サイトで入会資格を確認しましょう。
まとめ
年収300万円台の男性が結婚相談所で活動するのは、決して簡単なことではありません。
しかし、「相手にされない」「結婚は諦めるしかない」と考えるのは大きな間違いです。
年収はあなたの価値を決める一部でしかなく、誠実さや優しさ、将来性といった内面の魅力に共感してくれる女性は必ずいます。
大切なのは、年収を理由に諦めて行動しないことではなく、自分にできることを一つひとつ実践していくことです。
その最初の一歩として、まずは信頼できる結婚相談所の無料カウンセリングで、プロに相談してみてはいかがでしょうか。