【タイミング別】お見合いでの誠実な断り方とは?実際に使える例文も分かる!
婚活ではお相手を毛嫌いせずにとりあえず会ってみる行動力が大切なんて言われたりもしますよね。
「その勢いでお見合いを申し込んでみたけれど、プロフィールを見る限りどうしても魅力を感じない」
「お見合いをしたけど、一緒に暮らしている姿が浮かばなかった」
と感じる人もいるでしょう。
そこで、お見合いの誠実な断り方をシーン別に紹介していきます。
実際に使える例文も載せているのでぜひ、参考にしてみてください!
男女別!お見合いで断られる理由
早速、男女別にお見合いでお断りをする人の理由を見ていきましょう!
断り方を知る前に!女性がお見合いを断る理由
断り方を知る前に、まずは女性がお見合いを断る主な理由3つを紹介します。
お相手に対してストレートに断る理由を言えない人も他の女性がどんな理由で断っているのか見ていきましょう。
ただし、お断りをする時の原則としてお相手を不快な気持ちにさせないことは鉄則です。
結婚観・将来像が合わなかったから
女性が断る理由の一つは、結婚観や将来像が合わないことです。
お見合いをする女性はもちろん、結婚への意欲が非常に高いので自分と結婚観、将来像がマッチしているかはよく見ているポイントです。
女性の中には「どんな将来像を思い描いていますか?」などとストレートに聞く人だけでなく、「子供は好きですか?」など遠回しに子供を欲しいと思っているかなどの価値観に迫る質問をすることがあります。
また、男性がその答えに対し「うーん、そうですね。まあ、欲しいですね。」などと曖昧な形で返答した場合、YESと答えていても本当は子供を持つことに前向きではないか⁉と疑いの目を持ってしまいます。
女性は思いもよらない観点から結婚観・将来像を探っていることもあるので、注意が必要です。
頼りなさそうだったから
次に、相手に頼りなさを感じた場合も、断る理由の一つです。
安定感や頼りがいを求める女性にとって、相手が不安定に見えると、結婚のイメージが描けません。
金銭面で頼れるかどうかだけでなく、精神的な心の拠り所となるような男性を求めている女性は多いです。
自分のことをひけらかし、自慢をするのも嫌われてしまいますが、逆に自信なさげに話をされると相手は不安に思います。
頼りなさそうな男性の特徴は、声が小さい、相手と目を合わせない、優柔不断です。
ありのままの自分を受け入れてもらうためにも堂々と振る舞うことが大切です。
清潔感がなかったから
女性がお断りをする理由に清潔感がなかったが考えられます。
身だしなみや清潔感は性格が合う合わない以前のマナーの問題です。
清潔感のなさを理由に断られてしまう人は、洗濯した洋服を着ていない、髪が整えられていない、服にしわがある、髭を剃っていない、汗臭いのいずれかに当てはまることが多いです。
お見合いで話をする前から女性が不快な雰囲気を醸し出していたら注意が必要です。
性格や価値観のマッチング以前に服装や身だしなみから分かる清潔感のなさに幻滅しているかもしれません。
断り方を知る前に!男性がお見合いを断る理由
次に男性がお見合いを断る理由を見ていきましょう!
男性も女性と同様、将来像がイメージできない、見た目に魅力を感じなかったという理由で断ることがあります。
一緒に家庭を築けるイメージが浮かばなかったから
男性が断る理由の一つは、将来的に相手と暮らすイメージが浮かばないことです。
男性は女性に対しどこか家庭的な一面を求めています。
料理や家事が得意である必要はありませんが、家のことも積極的にやろうとする姿勢を見せることは大切です。
例えば、会話の中で「夕食は毎日コンビニで買っているの」「母が掃除洗濯をしてくれるからやったことがない」などと言われると家庭的とは程遠い印象を抱きます。
不愛想だったから
また、相手が不愛想である場合、男性も断る理由になります。
会話が盛り上がらず、楽しい雰囲気が感じられないと、次のステップに進むのが難しくなります。
女性の無邪気な笑顔に思わず心を奪われてしまう男性も少なくありません。
一方で笑顔がないと自分と一緒にいるのがつまらないのか、感情を表に出さない人なのかと不審に思ってしまいます。
せっかく女性は男性に好意を持っていても、表情や態度でお断りされてしまうのはもったいないです。
せめて、最初に挨拶をする時、感謝を述べる時は笑顔で伝えるようにしましょう。
洋服が派手だったから
最後に、服装が派手すぎる場合も男性が断る理由となります。
TPOに反した派手な服を着ている場合は思わず目を疑ってしまいますが、実はお見合いに張り切って普段は選ばないような派手な色合いの洋服を選んでいる可能性もあります。
性格はよいのに洋服が好みでなかった場合は、お見合いの会話の中で旅行の話題を振り、「その時の写真を見たい!」などと言ってみましょう。
そしたら、お相手の女性の普段の服装を見ることができるかもしれません。
お見合いの時は洋服で自分の個性を主張することは危険です。
洋服に迷ってしまう人は下の写真を参考にしてみてください。
お見合いのお断りは自分で直接言わなければダメ?
結論、自分で直接言う必要はありません。
お見合いの断り方にはいくつかの方法がありますので、自分に合った方法で伝えることが可能です。
お見合いをお断りする方法は4つあります。
自分で断る・両親に断ってもらう・紹介者に断ってもらう・仲介人に断ってもらうです。
自分で直接お見合いを断る
1つ目は自分で直接断る方法です。
お見合いを断る際、自分の言葉で相手に直接伝えることは誠意が感じられます。
ただし、伝え方によってはお相手を不快にさせたりトラブルに発展しかねないので言い方には工夫が必要です。
言いづらいことではありますが、遠回しに長々と話すのではなく、「他の女性がふさわしいのではないか」と丁寧にはっきりと伝えましょう。
今回は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。
◯◯さんと楽しい時間を過ごすことで、◯◯さんの素敵な人柄を感じました。
しかし、◯◯さんは結婚後に専業で家庭を支える女性を理想としている反面、私は結婚後も仕事を続けたいと考えています。
◯◯さんと過ごす時間はとても楽しかったのですが、◯◯さんには私以外の女性のほうがふさわしいのではないかと思います。
本来なら直接お話してお伝えすべきところ、メッセージでのご連絡で申し訳ございません。
◯◯さんが今後素敵な女性と出会えることを祈っています。
お時間を割いてくださり、本当にありがとうございました。
正直に合わないと感じたポイントを伝えながらも、お相手のことを立てて感謝を述べることが大切です。
親にお見合いを断ってもらう
親に断りを入れてもらうのも一つの選択肢です。
特に、家族の意向を重んじるお見合い文化では、親の言葉に重みがあるため、「うちの娘はお宅の息子さんにはもったいないようで」と、さりげなく伝えてもらうと良いでしょう。
お見合いは家同士の結婚で子供の意向ではなく、両親がお見合いの段取りをしている場合もあります。
両親の紹介でお見合いをする場合は両親に断ってもらうのでも良いでしょう。
紹介者にお見合いを断ってもらう
友人や知人が紹介した相手であれば、その紹介者にお断りをお願いするのも効果的です。
紹介者が「彼は今後のお付き合いを考えていないそうです」と伝えることで、柔らかい印象で断ることができます。
友人に紹介してもらった場合は自分で断るよりも友人を介して断った方が事は穏便に収まることが多いです。
下手な断り方をしてしまうと友人の顔をつぶしてしまう可能性もあるので、この場合はお相手のことだけでなく友人の立場も考えるようにしましょう。
今回は◯◯さんを紹介してくださり、ありがとうございました。
◯◯さんはとても素敵な人柄で、楽しい時間を過ごすことができました。
しかし、◯◯さんと私では結婚後の理想のライフスタイルにズレがあるようでした。
紹介してくださった△△さん、時間を割いてくださった◯◯さんには申し訳ないのですが、お断りの気持ちをお伝えいただけますでしょうか。
今回は素敵な方を紹介してくださり、本当にありがとうございました
紹介してくれた人にはお見合い相手のプライベートな部分を伝えすぎることなく、双方への感謝の気持ちを伝えることがポイントです。
仲介人にお見合いを断ってもらう
結婚相談所でのお見合いの場合、仲介人を通じて断ることが一般的です。
仲介人に依頼することで、相手に対して誠実さを保ちながらも、直接的なやり取りを避けることができます。
「お見合いの結果、次のステップには進まないと決まりました」と言ってもらうと良いでしょう。
結婚相談所の仲介人にお願いする場合、仲介人からお相手の仲介人へと伝わるためお互いに気を遣う必要は一切ありません。
相手を傷つけないためには?など余計なことを考える必要がないので一番気が楽で婚活に集中できる方法ではないでしょうか。
また、仲介人はお断りの一報を入れてくれるだけでなく、次のお見合いに向けてアドバイスもしてくれるので次につながりやすいです。
断り方は4つもありましたが、両親に紹介してもらったのか、友人に紹介してもらったのか、結婚相談所で出会ったのかによって伝え方も違ってきます。
自分にはお断りをする勇気がない、気のない相手に連絡をするのは面倒くさいなどと思う人は結婚相談所での婚活がおすすめです。
お相手や仲人にどう伝える?お見合いの断り方の例文
では実際に、どうやって伝えるのが正解なのでしょうか。
お見合い前に断る場合と、お見合い後に断る場合の2パターンを紹介します。
あくまでも断り方の例文として参考にしてみてください。
お断りをする状況は人それぞれだと思うので臨機応変に内容を変更するのももちろんOKです。
【会う前】お見合いの断り方
お見合いをする前に自分でお断りを入れなければいけない時の例文を紹介します。
断り方に困ったら参考にしてみてください
実は私事で申し訳ないのですが、昨日から急に同僚が休職してしまい、これまでのように定時退社や土日休みが難しくなってしまいました。
新たに覚えなければならない業務も増えるので、しばらくは婚活もお休みしたいと考えています。
〇〇さんとはチャットでも非常に気が合うと感じていたので、お会いできないのは私としても残念です。
またいつか機会がありましたら、その時はどうぞよろしくお願いします。
今まで楽しいやり取りをありがとうございました。
【会った後】お見合いの断り方
お見合い後にお断りを入れる時の例文を紹介します。
◯◯さんと楽しい時間を過ごすことで、◯◯さんの素敵な人柄を感じました。
しかし、◯◯さんは結婚後に専業で家庭を支える女性を理想としている反面、私は結婚後も仕事を続けたいと考えています。
◯◯さんと過ごす時間はとても楽しかったのですが、◯◯さんには私以外の女性のほうがふさわしいのではないかと思います。
◯◯さんが今後素敵な女性と出会えることを祈っています。
お時間を割いてくださり、本当にありがとうございました
お見合いをお断りする前に気を付けるべきこと
最後にお見合いをお断りする前に気をつけるべきこと4つを紹介します。
1つ前で、お見合いの断り方の例文を紹介しましたが、自分で内容を考える際には以下の点に注意してみてください!
・具体的に理由を伝える
・相手が傷つくことを言わない
・お見合いの翌日に断る
誠意を持って伝える
相手の気持ちを考え、誠実に伝えましょう。
お断りをする際には、相手を尊重する姿勢が重要です。
例え、相手に失礼な態度をとられたと思っても、実は自分が気づかないうちに何か失礼なことをしてしまっている可能性もあります。
お見合いも縁がありつながったはずです。
その縁に感謝し、謙虚な気持ちで誠意をもってお断りをしましょう。
具体的に理由を伝える
2つ目には理由を伝えることです。
お相手にも好意がなかった場合は別ですが、なぜ断るのか、具体的な理由を説明することで、相手も納得しやすくなります。
曖昧な表現やストレート過ぎる表現は避けましょう。
例えば、「あなたの○○が嫌だった」や全く気がないにも関わらず「また時間があったらこちらから連絡します。ご飯にでも行きましょう」と気を持たせるような発言です。
お見合いをお断りする人の主な理由は上で説明しています!
興味のある方は読んでみてください。
相手が傷つくことを言わない
相手の気持ちを考慮し、傷つけないように配慮した言葉を選びましょう。
誠意を持って伝えると少し似ていますが、お相手がこの言葉を受け取った時にどのように感じるか一歩引いて考えてみることが大切です。
つい感情的になってしまうかもしれませんが、そこは冷静に大人な対応をしましょう。
自分が言った言葉はいずれ誰かから返ってきます。
お見合いの翌日に断る
お見合い後、できるだけ早く断りを入れることが望ましいです。
遅れることで、相手の期待を持たせてしまう可能性があるため、タイミングを見計らって伝えましょう。
お見合いが終わった帰りの電車などはあまりにも早すぎてNGですが、理想は翌日の午前中です。
まずは、昨日はありがとうございましたとお礼を述べてからお断りの旨を伝えましょう。
もう一度お見合いで断られる理由を知りたい方はこちらをクリック
まとめ
婚活をする上で1度や2度はお見合いをお断りする機会があるはずです。
お見合いの断り方を事前に知っておくことで、スムーズにコミュニケーションが取れます。
自分の気持ちをしっかり伝えつつ、相手を尊重した断り方を心がけることが大切です。
お相手のためはもちろん、自分のためにも正しいお見合いのお断り方法を知っておきましょう。